幼稚園について

子どもたちが目を輝かせて先生の話を聞き、しっかりと考え、力を出し切って仕事を完成させる。
そして無我夢中で泥んこになって遊びまわり、友達とコミュニケーションを取り合う。
子どもは全身を使って自己表現をしており、エネルギーがそこら中に飛び散る。
それが藤ヶ丘幼稚園の目指す子どもなのです。

ちょっとあつかましいかもしれませんが、
心も体も頭もうんと良くなって欲しいのです。

子ども達には今だから出来る、今しか出来ない数多くの体験をさせたいと考えています。その中で子ども達に秘められた力を発揮することが出来る
自立のための基礎を築き、将来どのような環境にあっても、自分で考え自分で問題解決出来る「生きる力」を身に付けてほしいと思っています。

藤ヶ丘幼稚園では、職員一人一人が子ども達に温かく深い愛情をもって接するようにしています。それによって、子どもたちが「愛されている」という
実感を持ちながら、安心して楽しく生き生きと園生活を送れるのだと確信しているのです。

「愛」とは奥深く個々の教職員によって表現の仕方は様々です。過保護ではいけないし、過干渉でもいけない、むろん放任でもいけない。大変に
厳しいものです。私たちは教育者として、母の愛、父の愛の100分の1にも及ばないけれど、日々の研修により、心を込めて子どもたちと接していけ
るよう努力しています。

教育目標

重点課題

自分の力で考え学び、いろいろな課題を見つけ、それを解決できるようになるための基礎を育てる。

子どもにとって知識の習得は大変重要なことです。しかし知識の詰込み型の教育では、脳を使って考えるということがなされません。藤ヶ丘幼稚園では、木工や手芸の他、様々な活動で指先を使い、脳の発達を促すだけでなく、クラス活動や外遊び、各種の行事を通して自分で考える力を身に付けさせようと、様々な工夫をしています。

人を愛することや自然の雄大さや不思議さに感動する子どもを育てる。

友達や教師との関わりにより、人の温かさや優しさ、思いやりなどを感じ取り喜びや感謝の気持ちを大切にします。
単に表面的な優しさだけでなく、喧嘩などを通しても自分で問題解決でき、ほかの人の立場に立っても考えられる本当の意味での「生きる力」を身に付けさせたいと考えます。

意欲満々で勢いがあり、また何事にも粘り強い子どもを育てる。

子どもは一人一人違います。その違いの中で個々の力を発揮させたいのです。大人が自分の描いた線路に無理やり乗せて、「ああしなさい」「こうしなさい」と指示や命令をし、子どもが言われたとおりにするのでは、自分で考える力はもちろん、行動力や喜びも生まれません。自分で考え行動する喜びを通して、意欲・興味・関心を身に付けさせたいと考えています。

実践・研修

藤ヶ丘幼稚園では、心身の成長や頭脳の発達を考え、その基礎となるコミュニケーションの取り方や、いろいろな経験をより多くさせることにより、しっかりと物事の考え方や学び方の基本を身に付けさせることが重要だと考えます。学習成績の伸びも目先のものだけでなく、長いスパンで見た効果を考える必要があるのです。

そのためにはまず教職員に徹底した研修と意識改革が求められるのです。

研究冊子「愛燦燦」の画像

子どもと関わるものによって子どもは大きく変化します。つまり、親や先生によってその環境的要因は大きく変わるわけですから、その責任は図り知れません。藤ヶ丘幼稚園の教職員は先生が変われば子どもも変わるということを意識しながら日々の保育に取り組んでいます。まだまだ未熟ものですが、その未熟さに気づく努力をしています。

教職員の子どもに対する姿勢は、常に真剣でなければならないと思っています。